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主にゲームの事とか。気まぐれで別の何か。

【レビュー】ROG Allyが江戸ゲに向きすぎてる話


サムネ画像
 
 
どうも。あずきです。
 
みなさんはゲームってやってますか?
僕はやってるはずなのに未プレイの積みゲーが増え続けています。なんで???
 
 
それはそれとして
 
 
みなさん江戸ゲってやってますか?
Rise of RONINとかGhost of Tsushimaとかそういう『江戸的なゲーム』じゃないです。
 
エロゲです。
R-18の。
えっちなことするあのエロゲです。
 
僕は結構江戸ゲをやってるんですが(可愛い女の子が好きなので)、DLsite等の江戸ゲサイトから購入したゲームってボリュームが少なめだったり、ビジュアルノベル系だったりで、わざわざPC起動がめんどい時があるんですよね(僕だけ?)
 
そんなわけで(?)、僕がおすすめしたいのが『ポータブルゲーミングPC』です。
前の記事では、『UMPC(ハンドヘルドPC)』として紹介しました。
azukiss.hatenablog.com
 
その紹介からしばらくROG Allyを使い続けてきたのですが、一つの結論にたどり着いてしまいました。
 
 
――ROG Ally、江戸ゲ専用機として優秀すぎないか?
 
 

ROG Allyで江戸ゲするメリット

1.UMPCの強みとの噛み合いが良い

UMPCの強みである、起動の速さや携帯性の高さといったお手軽さは、ボリュームが少なく攻略が早い同人ゲーとの相性が抜群。
そしてタッチパネルと物理ボタンの併用で、ビジュアルノベルの操作性が本当に素晴らしいです。画面下側に並ぶ『Save』『Load』といった項目にタッチして素早くアクセスできるだけでなく、物理ボタンでSkipやQuick Saveが簡単にできるのは、想像している以上に快適です。
また、ROG Allyは全てのボタンにキーマッピング機能があり、キーボードやマウスの挙動を割り当てることが可能なため、コントローラー型でありながらマウス操作も可能です。
グリップに埋め込まれた拡張ボタンを使った複雑なコントロールも可能で、慣れるとマウス&キーボード操作がやりにくく感じるくらいです。
 

2.低解像度との相性が良い

少し前に発売された江戸ゲの中には、解像度が1280x720というものが結構あります。この解像度だと、大きなモニターに映した時に映像の粗さが目立ち、『良い画なのに画質が・・・』というチソチソ萎え萎えポイントになってしまうのですが、ROG Allyは画面が7インチと小さく、1280x720の解像度でも違和感なく楽しめます。
最近発売された江戸ゲでも、最大解像度が1920x1080である作品はかなり多い印象です。ROG Allyの解像度は1920x1080までなので、この解像度を最大限活用できるという所もポイントが高いです。
超余談ですが、7インチのモニターで見る1920x1080(FHD)は、28インチの3840x2160(4K)と視覚体験は一緒になります。そりゃあ画質いいですよね。余談でした。
 

3.ストレージ分割でメディア管理が楽

ROG Allyは、メインストレージのSSDの他に、microSDカードを挿入するスロットが空いています。ここに大容量のSDカードを挿れることで、DLしたゲームや画像、動画の圧縮ファイル置きとして活用できます。
遊ぶゲームは高速起動のSSDに置いておき、それ以外は格納しておくことで、ゲームフォルダを綺麗に整頓できます。
もちろん、ROG Allyじゃなく普通のPCでもストレージ分割はできますが、ストレージのインストールの容易さという点ではROG Allyには敵わないと思います。
 
 

ROG Allyで江戸ゲするデメリット

1.マウス操作依存が高いゲームには不適

唯一にして最大の欠点ですね。マウスのカーソル操作を多く要求してくるゲームには向かないです。
特に3D系の江戸ゲだと、カメラ(視線)移動やナニの上下運動等をマウスのカーソル移動で操作することが多く、右スティックへの負担がかなり大きくなります。一応、マウスを外付けすることで解決できるのですが、その場合は左手でROG Allyを持ちながら、右手でマウスを操作するモンゴリアンスタイルになり、せっかくの携帯性を犠牲にしてしまうため、あまりおすすめはできないな・・・という感じがします。
一方で、クリック操作によるインタラクト系ゲームとの相性はかなり良いです。ただしタップ操作は『左クリック』になるため、右クリック操作も使うゲームだと快適な操作が難しい場合があるため、マウス操作が重要なゲームでは工夫が必要ということに変わりはないです。
 

2.文字入力がしづらい

江戸ゲだとあまり文字入力する場面はないと思いますが、キーボードは付属していないため文字入力は少し面倒です。
設定にもよりますが、テキストボックスを選択するとフロートタイプの仮想キーボードを使用できますが、文字を打つには小さく、常駐させるには大きいという中途半端なサイズのため、使いやすくはないです。
キーボード問題についてはどうしようもないので、外付けで何とかするしかないですね。定型文しか使わないなら、キーアサインで文章登録することできますが、定型文しか使わないのにキーボード入力を求められるゲームって存在するのか・・・?
 
 

まとめ

Q.ポータブルゲーミングPCで江戸ゲってどうよ?
 
A.超快適!!!!!
 
 
正直、デメリットが目立つ場面は結構少ないので、基本的にはメリットしかないです。
江戸ゲのメインはビジュアルノベル系だと思うので、そのような作品を重点的に進めていきたい江戸ゲーマーにはポータブルゲーミングPCは本当におすすめできます。
DLsiteとかで買える江戸ゲ、いわゆる『抜きゲー』の場合はマウス操作を要求されるものが多く、コントローラーサポートもない場合がほとんどなので、操作方法を工夫したり、ある程度没入感を妥協したりすることは必要になりますが、それでも余りあるほどのアドバンテージがあります。
PSvitaが『ギャルゲ専用機』と呼ばれて愛されているように、ROG Allyが『江戸ゲ専用機』として愛されないわけがないんですよね(完全論破)
 
僕は安くて入手しやすかったのでROG Allyを使っていますが、マウス操作がしやすく画面が大きいLenovo社のLegion goや、ROG Allyと同程度の価格でIntel CPUを採用しているMSI社のClaw A1Mもよさそうですし、UMPCを長く手掛けている他の会社の製品でもなんでもいいと思います。
ただ、Valve社のSteam DeckはSteamのゲームしかできない(Windowsインスコできるらしいがめんどくさそう)ので、非推奨です。また、UMPCに紛れてAndroid搭載ゲーム機(ポータブルPCを自称)が売られているため、しっかり「Windows搭載」のUMPCを買いましょう。
 
 
 
というわけで、ROG Allyが江戸ゲに向きすぎているというお話でした。
UMPCは初めてのゲーミングPCには不向きですが、メイン機と併せて使うには本当に優秀ですね。ROG Allyを使い始めてから、サブ用のノートPCを全然使わなくなりました。軽くゲームしたい時はノートPCですら起動が億劫でな・・・(怠惰)
 
みんなも江戸ゲを遊ぼう!!!!!
 
 
 
おしまい