140字以上つぶやき

主にゲームの事とか。気まぐれで別の何か。

キャプチャーボードをまた買った話

どうも。あずきです。
 
遥か昔、こんな記事を書いてました。
azukiss.hatenablog.com
 
そう、みんな大好き(?)キャプチャーボード。まさかこんなに世の中に普及するとは思いませんでした(本音)
 
この↑記事を書いた後、記事にしたキャプボを手放したり、新しいキャプボを買ったり、最終的に内蔵型キャプボも買い足したりしていますが、それはまた別のお話。機会があれば書きますが、大体機会って来ないんですよね・・・
今回は友人にキャプボを押しつk・・・もといプレゼントするために、取扱い指南書を兼ねて軽めのレビューをすることにしました。
それにしても過去の記事、面白くないですね(進歩/Zero)
 
本当はAVerMediaとかElgatoとかI-O DATAとかその辺の名高いキャプボをプレゼントしたかったのですが、どれも1万を超え、貰う側の精神的負担が大きそうなので安めのものを選ぶことに。
でも中華製のよくわからんものを買いたくないし、そんなものを人に贈るのもどうかと思うので、しっかり調べることにしました。
調べてる途中で思ったのですが、キャプボも安くなった、というか種類が増えましたね。4年前は種類が少なく、よくわからん廉価品でも1万前後の価格帯だったのですが、今では千円台のものもあり、とても安くなったなぁとしみじみ感じました(古参面)
人気どころは5千円くらいの赤いやつが売れ筋っぽいですが、外見が安っぽい上にOEM製品なのかブランド名が違う同じ商品が多数ヒットしたので、なんか嫌になってやめました(直感:B)
 
今回購入したのはAV Accessという会社の4KVC00という製品。

 
会社概要を見た感じ、映像機器の販売等をしていて、それなりに名があるメーカーっぽいです。
www.avaccess.com
 
よくわからん中華製よりは信用できそうなのと、落ち着いたデザインが良さげだったので、これを買うことにしました。
定価は約30ドル(8千円くらい)で、2千円引きクーポンでお安く買いました。
過去には5千円切ってたこともあるみたいですね・・・
人に渡す物ではありますが、大手メーカー製じゃないので念のため動作確認を兼ねて動かしてみることに。新品じゃなくてごめんな
 

 
外装は至ってシンプル。簡易包装大好きマンなので、箱はシンプルな方が個人的な評価が高いです。
内容物はこんな感じ。
 

 
本体、取扱説明書、USB Type-C to Aケーブル、マウントネジ。
USBケーブルが規格違反のものが入ってるというレビューもあったのですが、どうやら改善してるようです。あとマウントネジってどこに使うんですかね。よくわかりません。
筐体はアルミフレームで、かなりずっしりとした重さがあります。反発力の強いケーブルを使っても動かなそうなので、使い勝手は良さそうですね。
 
インストールドライバーは不要で、PCポン付けOKでした。Windowsの他、Macにも対応してるらしいですが、僕はMacを持っていないので誰かレビューしてください。
早速セットアップをしていきます。なお、Windows環境になります。
 
まずPCに接続したら、すぐにWindowsのオーディオ設定から「HDMI Audio Device」を選択し、出力を48000Hz(DVD)から44100Hz(CD)に変更します。なお、音声出力デバイス名は環境によって変わる場合があります。
オーディオのデータが16bit/44100Hzを超えるといわゆる「ハイレゾ音源」になるわけですが、このハイレゾ音源で処理されると音割れや音飛びに繋がる場合があるため、とりあえず無難にCD音質と同じにしておくと安心です。これはこのキャプボだけじゃなく他の製品でも有効なので、キャプボの音声で困った時は見直し推奨です。
 
次にOBSをインストールして、映像出力の設定をします。
映像入力デバイスを選択したところ、「HDMI Video Device」として認識されていました。なお、デバイス名は環境によって変わる場合があります。
映像入力は公称通り最大1080p/60fpsに対応していました・・・が、何故か映像が映らず真っ暗。もちろんHDMI入力端子にはNintendo Switchを挿していますが、一瞬映像が映ったかと思えば、映像が固まってしまう現象が発生。
 
大袈裟に書いてしまいましたが、これはキャプボの仕様の問題と思われます。
一度OBSを終了し、キャプボをPCから外します。その後、HDMI入力端子接続→HDMI出力端子(パススルー)接続→PC接続の順にケーブルを挿しOBSを起動すると、無事安定して出力されました。
HDMI出力端子(パススルー)にもHDMIケーブルを挿さないと動作が不安定になりますが、パススルー先のモニターは接続しなくても動くようなので、キャプボ本体にHDMIケーブルが挿さっていればなんでもいいんだと思います(適当)
 
とりあえず手持ちのキャプボ(AVerMedia GC573)と同時録画して比較してみました。
OBSの設定は1080p/60fs、映像ビットレート20000kbpsです。その他詳細は動画の投コメを参考にしてください。
なお、埋め込みだと720p 60fpsまでしか設定できない場合があるので、つべで再生推奨です。
youtu.be
 
1080pかつ20000kbps程度であれば、ハイエンドモデル(GC573)との差はほぼ感じないですね。
流石にGC573の方が1フレームくらい早く、映像の色味が自然ではありますが、気になるほどではないと思います。
遅延も非常に少なく、カタログスペック通りソフトウェアエンコードであることは間違いなさそうです。パススルー映像との遅延差は(体感)4フレーム未満に収まっているため、余程タイミングにシビアなゲームをしない限りはOBSの画面を見ながら遊べると思います。
また、発熱はかなり控えめです。もちろん発熱はありますがほんのり温かくなる程度で、筐体がアルミフレームであることもあり、しっかり放熱できている感じです。熱暴走はしないと思いますが、ファンが内蔵されておらず、本体側面のスリットから外気と自然に入れ替える冷却方式のため、タオル等の布の上や密閉空間に入れて使用しないように気を付けた方がいいかと思います。
 
 
総合的な評価としては、とてもいい製品だと思いました。正直不満点は特にないです。強いて言うなら、録画ソフト等が付属しないので録画ソフトや編集ソフトは別途用意しないといけないこと、取扱説明書に書かれてある情報が少なすぎてセットアップに手間取ったことくらいですかね・・・
ケーブルのインターフェイスは全て同じ面にまとまり、スリット入りのアルミフレームで放熱対策も十分。今回は使ってませんがキャプボからヘッドホン出力/マイク入力に対応しており、コンパクトな配信/実況環境を整えられそうです。
しかも4K/60fpsのパススルーに対応しているため、高画質でプレイしつつ1080p録画もできるという優れもの。1080p/60fpsターゲットならこれがベストなんじゃないかと思うくらいには完成度が高かったです。
耐久性は気になるところですが、人の手に渡る物なので耐久テストまでできませんでした。よほど雑な扱いをしない限りは長く使えそうなので、とりあえず安心してプレゼントできそうです。
 
 
久しぶりに大手メーカー製以外の製品に触れてみましたが、結構出来が良くて驚きました。
これを機にコスパ重視モデルに手を出してみるのも悪くないですね。
あとは友人がゲーム配信とかしてくれることを願いつつ、今回はこの辺で終わりたいと思います。
 
 
 
おしまい