140字以上つぶやき

主にゲームの事とか。気まぐれで別の何か。

結局CPUを買い換えた話

どうも。あずきです。
 
なぜか前回のグラボを買い替えた話は、丁寧丁寧丁寧な言葉遣いになってました。なんで???
多分久しぶりにブログ書いたので、どんな口調とテンションで書き上げてたのか思い出せなかったんでしょうね・・・
心が綺麗になったとか、清く正しく生きるとか、別にそういうわけではないんだよなぁ(あずを)
 
相変わらずのガバガバ文章になりますが、今後ともよろしくお願いします。
 
 
 
それはさておき
 
 
 
色々あったゲーミングPC強化作戦も、遂に今回で本当に最終回です。
Dell XPS 8930のグラボと電源換装から始まり、ケース入れ替え、マザーボードの変更、2回のグラボ換装等々を経て、今回が最後のアップグレードになる、はず(信頼度95%)。長かったなあ・・・
 
まあCPU変えただけなので、特段書くことないけどね!!
 
Intel 14世代が発売されたのは10/17のこと(近隣で深夜販売はないので実際は10/18だが)、発売から少し経ちレビューやスコアデータがネットに生えてきましたが・・・
14世代は13世代のリフレッシュ版ということもあり、クロック数が微増(+100~200MHz)した程度で、特筆することもないな・・・と思っていたのですが、i7-14700Kのコア数が増えたことが非常に印象深い世代になりそう。
i7-13700Kが8P/8E(16C/24T)だったのに対し、i7-14700KはEコアが4コア増えて8P/12E(20C/28T)へと進化。シングルコア性能はあまり変わらないものの、i7-13700Kとi9-13900Kの間にあるマルチコア性能差を埋めるような形での登場となったうえ、14世代でコア効率が微増したことでi7-13700Kよりはi9-13900Kに近い性能になったことが特徴的。
12→13世代の時に話題をかっさらったi5はコア数据え置き、期待されていたi9もスペシャルモデルであるi9-13900KSと同じクロック数(6.0GHz)になったくらいで、あまり大きな向上はなかったのは少し残念。14世代はi7が板!!!
一方で円安が騒がれる中、14世代は値段がほぼ据え置きになったというのは企業努力の賜物かなと思います。微増とはいえ、しっかりと性能を上げてきたことは評価ポイント高め。
 
そんな中で僕が購入してきたCPUは、13世代のi9-13900Kになります。
なぜ最新の14世代じゃなく、13世代を選んだのか?と言ったところについて、僕の理屈を話します(隙自語)
 
 

“あえて”13世代を選んだ理由

結論から言います。
 
コスパが良かったからです。
 
以上です。
 
・・・と話を終えるのは誰にでもできるので、ちゃんと理由を語ります。
当初は、最後のLGA1700ソケット対応CPUということもあり、i9-14900Kを買う予定でした。が、価格が約11万円と非常に高価で、流石に悩むな・・・と二の足を踏む僕氏。
現在使用しているGPUはRTX 4080で、その性能を引き出すのであれば可能であればi9-13900Kかi9-14900K、コスパ重視ならi7-13700Kかi7-14700Kの4択(Intelなら)。現在PCに搭載しているCPUがi7-12700KFなので、上記4つのCPUのうち、どれに変えても飛躍的な性能の上昇は感じられると思いますが、今後も長らく使っていくことを考慮したいという結論に至りました。
 
まずは性能で選ぶため、i9同士で性能を比較。様々なサイトで確認すると、13900Kと14900Kの性能差は2%程度で、ゲーム中のfpsにすると数fps程度の差しかないことが判明。恥ずかしくないの?
仮に最大10fpsの差が出るとして、この10fpsの差というのがとても微妙なラインで、60fps前後における10fpsの差は大きいけど、120fpsを超えると差を体感しにくいです(※感じ方には個人差があります)
僕が使用しているRTX 4080が出力できるfpsは高く、10fpsの差というのはあまり感じられないだろう、と推測。そもそも“最大で10fpsの差”であって、実fpsで言えば5fpsも変わるかどうかといった微妙な性能差。マジで恥ずかしくないの???
一応14世代の機能で、ゲームを最適化し、fpsを15%ほど改善してくれる機能があるらしいけど・・・
対応ゲームが現時点で2つしかなく、そのゲームもやらないタイトルなので意味はなし。今後の展開も未知数なので、決め手には欠けると判断。
 
次はコスパ重視でi7-13700Kとi7-14700Kを比較。これについては14700Kに即決。LGA1700の最後なんだから、迷う余地なんてねえよなぁ!?!?!?
この2つの比較については、値段すら見てません。Eコア増えてコア効率上がったなら上位モデル一択じゃないですか?当たり前だよなあ???
いつもの僕ならコスパを求めて悩むところですが、次の世代(Arrow Lake?)ではソケット形状が変わること、そしておそらくメモリがDDR5に限られることから、今のパーツは使用できず全交換になります。今しっかりと性能を固めれば長期間使うことができる構成になり、結果的にコスパが良くなるだろうという考えがあったので、今回は中途半端な妥協はしたくないため14700Kの方が適しているなと思いました、まる。
 
最後にi7-14700Kとi9-13900Kの比較ですが・・・これが結構悩ましい。14700Kが7.8万円、13900Kが8.7万円で、価格差は9千円ほど。割合にして11%の差。
それでいて総合的な性能差も大体10%くらい。ただしシングルスレッド性能は微増しているため、ゲーム性能に差はなし。
 
これは悩むな???
 
対ゲームでのコスパ面では14700Kが優勢だけど、マルチにPCを活用するなら13900Kに軍配が上がる。
総合スコアでのコスパは同等なため、単純に財布の紐次第・・・ではあったのですが、『最後のLGA1700』というワードが引っ掛かり、せっかく買うなら上を目指すか・・・という結論に至り、i9-13900Kを買うことにしました。
 
もう一つ理由としては、14世代が出たことで13世代の生産が終了し、性能がほぼ変わらず高コスパな13900Kの在庫がすぐに消えるのでは?ということも考えていました。が、購入してから1か月経っても在庫があるようなので僕の読み負けです。対戦ありがとうございました。
 
 
 

CPUの換装と使用感

購入した武器は装備しなければ意味がない・・・ということで、早速換装作業を開始。
IntelのK付きモデルにはリテールクーラーが付属しないため、外箱は非常にコンパクトです。また、フラグシップモデルたるi9限定で、謎のケースに収められています。I9-13900KはCPUのウエハーを模した形のようです。かっこいいけど、もう少し小さくても良かったのでは・・・?
 


Logicool G PROと並べたウエハーくん デカい
 
このウエハー型ケースはねじって開ける・・・はずなのに、固すぎて開かないという事件が発生。本当にねじって開けるものかを確認するため、いろいろなレビュー動画をあさる僕氏。気になっていたパーツのレビュー動画を見つけた僕氏。1時間経過していたことに気付き焦る僕氏。結局滑り止めシ-トを使って無理やり開封
 
CPUの交換自体はトラブルもなく、クーラー外してグリスを拭いつつCPU外して、新しいCPUはめてグリス適当に塗ってクーラーつけて完成。
ちなみにグリスは今までAINEXのJP-DX1(16W/m・K)を使っていましたが、雑に使っていたらなくなってしまったため、後継モデルのJP-DX2(17W/m・K)を購入し使用しました(2,000円くらい)
いっぱい入っているので、雑に消費する僕にはうってつけですね。JP-DX1と比べて値段がそこそこ高くなっているのに対し性能がそこまで上がっていないため、正直前のモデルでもいいかな・・・と思います、まる。
 

 
CPU交換時に緩めたソケット等を元に戻して、起動確認。
 
 
・・・あんま変わらんくね?????
 
 
立ち上げ速度に変化はない(SSD依存なので当然)
動作の重さにも変化はない(元々高性能&多メモリなので当然)
何よりPCの見た目は変わらない(当然)
 
ただし、発熱量はちょっと増えた感じ。I7-12700KFはアイドル時30~40℃くらいだったが、i9-13900Kは30~45℃で動いている感じがある。もちろんどちらも電力無制限で使用。何故か簡易水冷ってアイドル時に温度安定しないんですよね。冷えてるからいいけど。
基本的にゲーム目的のため、CINEBENCHは省略。たくさんの人がベンチ回しやってるので、それを参考にすればいいんじゃないかな(適当)
ゲームにおいては強いGPUが載っていれば強いスコアを出せるのは当たり前なので、ここではCPU温度だけに注目。クーラーはCorsair iCUE H170i ELITE(420mm簡易水冷)をケース天面に配置し、ラジエーターを付属のファン3基(吸)とThermalright TL-B14B EXTREMを3基(排)でサンドイッチしたクソデカ冷却機構で使用(回転数は40%固定)。これで冷えなかったら、簡易水例で冷やすことは不可能なくらいの冷え冷え構造。
とりあえずいつものFF15ベンチ、そして実性能を測るためにMHW:Iを1時間ほどプレイしてみた。
 
まずFF15ベンチだが、最もCPU負荷が高くなるFHD/最高画質での最高温度が66℃。XMPをオンにしただけの雑OCの温度が72℃。平均温度は63℃/68℃。ふぇぇ・・・しゅごいひえてるよぁ・・・///
4K/最高画質での最高温度は62℃、OCで68℃。平均温度は60℃/65℃。GPU負荷が大きいためか、CPUはかなり性能を余している感じがする。4Kメインならグラボに金割いて、CPUはi5でもいいんじゃないか???
 
続いて本命、MHW:Iで実性能を試す。MHW:Iはマップ上にあるすべての環境物を演算しているため、非常にCPU負荷が高い。その演算を効率よく行うためか、CPUをマルチコアで使用するゲームであり、i7-12700KFからi9-13900Kに乗り換えたことによるコア数の爆増が効くのではないかと予想。
画質設定は公式ハイレゾパック適用、モーションブラーOFF以外は全て最高設定。アップスケーリングは全てOFF。DirectXは12にするとクラッシュするため、DX 11で計測。
FHDでの最高温度は62℃、OCで69℃。平均温度は59℃/66℃。思ったより温度が低いけど、性能を持て余しまくったことが理由かも。GPU使用率も70%いってなかったし・・・
4Kでの最高は76℃、OCで86℃。平均温度は63℃/75℃。GPUが本気を出したからか、CPUも全コアに40%くらいの負荷がかかっていた。平均温度と最高温度の差が大きいけど、理由は不明。古代樹の森での狩猟が多かったせいかな・・・。それにしてもFHDより一気に温度が高くなったな???
今までFHDでプレイしていなかったためfpsの伸びは不明だけど、4Kのfpsは10fpsほど上昇(100fps/DX12)。DLSSを使うと平均140fpsになり、超快適。あとはDX 12が安定すればなあ・・・
 
他にも色々なゲームで温度を計測してみたものの、MHW:Iほどの温度まで上昇するゲームはありませんでした。強いて言うならホグワーツ・レガシーが少し高かったかな?くらい。
CPUに負荷がかかりやすい場面、特にFHD~WQHD程度の画質設定や、DLSS/FSRをパフォーマンス設定した際には温度が上がりやすいな、といった感じです(あたりまえ体操
それでも140mm*6サンドイッチ激冷えラジ君の前ではOCせずに80℃以下での運用が可能で、OCしてもクソデカ電圧マージンを調整すれば余裕で冷やしきれる感じがします。久しぶりに80℃以上の温度を見たので「結構熱いな」と思ったのですが、サーマルスロットリングに達する100℃までは超余裕があります。そもそも空冷だと80℃は普通だったので、それを考慮するといかに簡易水冷が冷えるかがわかりますね。
Intel 12~14世代は激アツ!!!と言われてるようですが、360mm以上簡易水冷をサンドイッチにした脳筋構成か、PowerLimitの調整(いわゆるPL1=PL2設定)をいい感じにすることで、ハイエンド空冷でも安定して冷やせるんじゃないかな、と感じました。
 
 
 
そんなこんなで繰り返しPCをいじり倒してきましたが、ついに終わりなんだなあ・・・と思うと感慨深さがあったりなかったりしますね。
メインPCはこれ以上のカスタムが難しいですが、余ったパーツで適当に組んでいるサブPCは色々と遊べそうなので、ブログのネタにするかはさておきこれからもPCいじりは楽しめそうです。
個人的に大満足なPCが組めたので、そのうち(僕が忘れないために)カスタム構成の紹介記事でも書こうと思います。書くことすら忘れそう
ブログの下書きがどんどん溜まってるので、なるべく早く公開できるようにしたいですね(願望)
 
それでは今回はこの辺で
 
 
 
おしまい