140字以上つぶやき

主にゲームの事とか。気まぐれで別の何か。

ゲーミングPC強化作戦・最終章のお話


サムネ画像
 
どうも。あずきです。

今回はゲーミングPC強化作戦の最終章ということで、少し前にストレージ・電源・GPUを強化した愛機・DELL XPS 8930をさらに強化しました。
もしXPS 8930を愛用している人で、もう少しカスタマイズしたい!という方がいれば、参考にしていただければと思います。
ついでに一度改善されたものの、再び遅くなった起動速度についても解決策が見つかったので、そちらも解決しました。
 
↓ 関係記事 ↓
azukiss.hatenablog.com

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前回はGPUの換装とストレージ、電源の拡張をしたわけですが、今回はずっと気になっていた冷却機能の強化に挑もうと思います。
PCケースのサイズ的にこれ以上のスペックアップは見込めないんですよね・・・まあスペック面ではあまり困ってないのでいいんですが・・・
GPUを換装したことで排熱量が上昇、さらにミニタワーケースという制約のせいで熱が籠ってるのが原因で、CPU温度が100℃に張り付いてサーマルスロットリングが発動したり、GPU温度が100℃かつ使用率99%から落ちなくなってブルスク体験したり、常時ファン全力で音がやばいことになったりと中々危険な状態だったので、これはマズいと思い冷却性能アップに手を出すことにしました。そこ、ケース変えろとか言わない
 
前述したとおりミニタワーなので、残念ながら水冷式は不可(2連以上のファンが搭載できない)ということで、エアフローに特化することにしました。

用意したもの

  • Noctua NH-L9I-CH-BK(CPUクーラー)
  • Scythe KAZE FLEX120 SLIM PMW 1800rpm(ケースファン)
  • Scythe KAZE FLEX92 SLIM(ケースファン:写真撮り忘れた)
  • Corsair ML120 Pro(ケースファン)
  • アイネックス ナノダイアモンドグリス JP-DX1(CPUグリス)
  • 4pin→4pin + 3pin x3(ファン用コード)
  • ファンメッシュ用カバー

 
 

まずはケースからマザーボードを外します。初めて外すのでビビりまくってた(既視感)
コード挿し直せるように写真を撮っておいたらよかったなと思いました(後悔)
 

続いてCPUクーラーを外す。リテール品なんだけど・・・これ、微妙な品質だよなあって・・・・(控えめな不満)
ファンが厚い割には弱そう、というか弱い。微妙な品質だよなあって(強めの不満)
CPUについているグリスは綺麗に拭き取りましょう。
 

これが今回装着するCPUクーラー。深い黒がかっこいい。
グリスとケーブルがついてきましたが、今回は使用しません。
それではバックプレートの位置を確認して・・・
 

バックプレート・・・
 
プレート・・・?

 
・・・???
 
 
 
 
? ? ? ? ?
 
 
 
 

 
な、なんだこの形状!?!?(驚愕)
 
し、知らない形状だ・・・
少なくともネットで見たバックプレートとは違う・・・っ!!
というわけで教えてグーグル先生。
 

一般素人男性検索中・・・

 
どうやらDELL独自のプレート(?)らしい。他の人のブログ読んでたらLGA12xx番のプレートで代用可能とのこと。
 
近所の中古ショップならマザーボードのジャンク品くらい置いてるのでは?と思って漁るも不発。仕方ないのでネットで買うことにしました。
 

そんなわけでヤフオクで落札してきたGIGABYTE製のジャンク品マザーボード。期間滑り込みで1円落札、送料も安く1000円以内で収まりました。これ処分どうしよう
 

ジャンクボードからバックプレートを取り外した姿。この画像いる?
穴の位置を確認しつつ取り付けます。
 

CPUソケットをバックプレートに固定したら、次はCPUにグリスを塗りたくります。
全面に塗る派と*や●型に塗る派で派閥があるらしいですが、少しでも冷却性能を良くしたいので今回は全面に塗ります。
 
ぬりぬりペタペタ
 

はい終わり
我ながら綺麗に濡れました。油性絵の具塗るみたいな感覚で楽しかったです。
 
そしてCPUクーラーを・・・
 

じゃじゃーん!!
これにて終局!閉廷!解散解散!!(To Be Continued)
ヒートシンクのスリットの向きをどうするかで1時間悩んで色々調べたのですが答えが見つからず、最終的にGPUに排熱が当たらないように横向きに設置することにしました。誰か正解を教えて下さい。お願いします。
 

付属のリテールクーラーとNoctuaのクーラーの高さを比較してみました。
メジャー置いてないので分かりにくいんですが、10mmくらいNoctuaの方が低いですね。エアフロー強化に大きく貢献してくれそう。
これにてCPUクーラー強化はおしまい。マザーボードをケース内に戻します(ケーブル差口忘れて30分頭抱えた)
 
次はエアフロー強化のため、ケースファンを取り付けます。
と言ってもこのケースにはファンを取り付けるためのネジ穴がないんですよね。
だから・・・
 

 
両 面 テ ー プ 直 付 け 作 戦
 
車のボディにエンブレムを貼り付ける用のクソつよ両面テープでガッツリ固定します。
 

Corsair製120mmファンは前面の吸気ファンとして、
 

Scythe製120mmファンは天面の呼気ファンとして貼り付けます。
天面には90mmファンを取り付けるためのマウントがついていますが、ネジを外せば取れるので取ります。マウントを外すと120mmファンがぴったりハマる穴が出てきます。
 
これで完璧だぜ!と思ってたんですが、『XPSを語るスレ』の過去スレを読み漁ってたら「デフォのケースファンをつけておかないと起動時のエラーチェックでループするぜ!(意訳)」という書き込みが。これマジ?
と言ってもファンを取り付ける場所なんてないし・・・
別の人が同じ機体を改造している記事ではGPUとケースの間に挿してたが、RTX3060が幅広なせいかうまく取り付けられない・・・詰んだか?
 

 
おや???
 
 

 
おやおや?????
 
なんと3.5インチベイとピッタリ!なんという奇跡!!
しかも前面と側面からの吸気を天面に押し上げる効果ができたことで、奇しくもエアフロー強化に一役買っている!!すごい!!!
というわけでデフォクーラーを4pin、あと2つを3pinに接続。
 

あとはScythe製92mmファンを3pin接続。これは側面吸気ファンとして使います。
 
諸々を挿し直して・・・
側面ファンをGPUとケースの間に挟んで・・・
 

 
完 成 ! ! !
 
NKT・・・
作業完了まで2時間半(とマザボ探しに4日)、長きに渡る戦いに終止符が打たれました。いやー長かった。
 
早速ベンチマークテスト。ちなみにスクショ取り忘れました(無能)
テストはFF15ベンチ、品質は標準1080pです。5回回して最もいい数値を参考にしました。
エアフロー強化前はスコア9863、最高到達温度はCPU100℃、GPU96℃でしたが、強化後はスコア11308、最高到達温度はCPU82℃、GPU79℃でした。
エアフロー強化後の平均CPU温度が70℃前後なので、安定して10℃以上冷えてる計算になります。しかも冷えたおかげかスコアも10%以上伸びる結果に。す、すげぇ・・・(放心)
 
冷却性能は大事、ここテストに出ます。
 
 
 
で、PC起動が遅くなった理由ですが、以前デフォルトでついていたM.2 SSD(256GB)の容量が足りないので、SATA SSD(1TB)に変更したんですよね。SATAの方が安い(1TBでも1万円しない)ので、コスパいいなと。
そのSATA SSDが諸悪の根源らしく、『XPSを語るスレ』に「XPS8930を含むDELL製デスクトップにSATA SSDを繋げてOS入れると起動が遅くなる」という書き込みがありました。これマジ???
上手くいかなくても使うからいいやの精神でM.2 SSD(1TB)を購入し、クローン作製・起動オプションの変更をしたところ・・・
 
起動が早くなった!!!
 
うおおおお!!!やったあああああああ!!!
爆 速 起 動 だ ! ! ! ! !
 
ようやくハイスペックPCらしい速度で起動するようになりました。えがったえがった(感涙)
SATA SSDの時は起動に2分くらいかかってたんですが、M.2 SSDにしたら20秒くらいで起動するようになりました。なんだこれ
全てのPCでSATA SSDを使用すると起動が遅くなるというわけではなく、XPS8930特有の問題ではあるんですが、M.2の方がSATAより転送速度10倍くらい早いのでM.2を選ばない理由なんて金額くらいだよなあ・・・と痛感。次からは高くてもM.2にします(反省)
 
 
そんなこんなで愛機が強くなりましたとさ。
次のアップグレードはPC買い替えの時ですかね。しばらくはこの構成で付き合っていくかと思います。
そんなわけで。
 
 
 
おしまい